MIRROR BALL
完全な球体に、周りの風景を写し込むことで、自らの存在を消し、背景に溶け込む照明を作りたいというトム・ディクソン氏の狙いをもって生まれたミラーボール。どのような環境にも馴染み、周りの背景と一体化することには成功しましたが、光を反射、灯具下方に拡散させるデザインは、文字通りミラーボールのような周囲に存在感を誇示するような照明として人々の注目を集める結果となりました。
完全な球体に、周りの風景を写し込むことで、自らの存在を消し、背景に溶け込む照明を作りたいというトム・ディクソン氏の狙いをもって生まれたミラーボール。どのような環境にも馴染み、周りの背景と一体化することには成功しましたが、光を反射、灯具下方に拡散させるデザインは、文字通りミラーボールのような周囲に存在感を誇示するような照明として人々の注目を集める結果となりました。
ミラーボールは、ブロー成型されたのち、真空蒸着加工によってシェードの中に特殊なメッキ加工を施すことで、これまでにない、不思議な光を放つ照明となります。トム・ディクソンが常に追い続けている反射、透過という光による視覚効果における飽くなき探求心からドイツのエンジニアリングと協力して生まれた照明です。
鏡面仕上げの完全な球形を成形することを追求し、ブロー成型と真空蒸着技術のプロセスによって開発されました。溶融プラスチックポリマーで成形されたものを大規模な型に射出し、圧縮空気で膨張させてから冷却してつくられています。